語彙ログ。

言葉の意味や語源の覚え書き

副詞(空間)用語集

【何処にか(いずくにか)】
どこで。どこに。

【がらん】
金属性の濁った音が鳴り響くさま。
中に何もなくて広々としているさま。

【がんがり】
すき間のあるさま。
空が白むさま。

【ぎっしり】
すき間なくいっぱいに詰まっているさま。ぎっちり。

【ぎっちり】
すき間なく詰まり、余裕のないさま。きっしり。ぎっしり。

【ごろちゃら】
物が乱雑に散らばっているさま。ごろっちゃら。

【三三五五(さんさんごご)】
あちらに三人こちらに五人というように、人が行く、また居るさま。また、物が散在するさま。

【繁に(しじに)】
すき間なくたくさん。密に。しげく。

【辿る辿る(たどるたどる)】
道を探りながら行くさま。迷い迷い進むさま。たどろたどろ。

【近ながら(ちかながら)】
近くにもかかわらず。近いのに。

【何処迄も(どこまでも)】
その状態や行為が際限なく続くさま。ずっと先まで。

【遥遥(はるばる)】
遠くまで、また遠くから動作・作用が及ぶさま。また、非常に遠くへ時間をかけて移動するさま。
程度がかけ離れているさま。

【遥遥に(はろはろに)】
はるかに。はるばると。

【百方(ひゃっぽう)】
いろいろな方面に及ぶさま。あらゆる方面にわたって。

【道すがら(みちすがら)】
道を行きながら。道を行く途中。道々。

【みっしり】
物がすき間なく満ちているさま。びっしり。ぎっしり。
手かげんをしないで、物事を十分に行うさま。みっちり。

【余所ながら(よそながら)】
部外者の立場ではあるが、それに関心をよせるさま。かげながら。それとなく。

【よも】
(下に打ち消しの語を伴って)まさか。よもや。