語彙ログ。

言葉の意味や語源の覚え書き

副詞(外見)用語集

【赤赤(あかあか)】
いかにも赤く際立っているさま。真っ赤なさま。

【明明(あかあか)】
ともしびなどが明るく輝くさま。きわめて明るいさま。

【在り在り(ありあり)】
ある状態がはっきりと外に現れているさま。
あたかも目の前にあるように心に感じられるさま。まざまざ。

【淡淡(あわあわ)】
うすくほのかなさま。

【淡に(あわに)】
はかなく。もろく。

【薄ら(うっすら)】
かすかなさま。うすく。
=薄り(うっすり)

【えごえご】
太っていて、肉がだぶつくさま。また,太っているため動作が鈍いさま。のそのそ。
おぼつかない足取りで歩くさま。よちよち。

【おぼおぼ】
おぼろげなさま。ほんのりとしたさま。

【朧朧(おぼろおぼろ)】
はっきりしないさま。ぼんやり。

【きらっと】
(光を受けて)美しく輝くさま。きらりと。

【きらり】
瞬間的に光り輝くさま。ぴかり。
物事がはっきりするさま。

【ぎらり】
一瞬の間、不気味に光るさま。

【きりきりしゃん】
身ごしらえ・振る舞いなどにたるみや無駄がなく、見ていて気持ちのよいさま。

【きろきろ】
目などが落ち着きなく光り動くさま。

【ぎろり】
目玉がなまなましく光って動くさま。

【ぎょろり】
大きな目を動かしてにらむさま。

【ぎょろっと】
大きな目を鋭く光らせてにらむさま。ぎょろりと。

【きんきら】
きらきらと光るさま。けばけばしく派手なさま。

【ぐしゃり】
物がつぶれるさま。
=ぐしゃっと

【ぐなぐな】
力が抜けていて、柔らかく、形が定まらないさま。ぐにゃぐにゃ。

【ぐにゃり】
力が抜けたさま。
柔らかで、形が変わりやすいさま。くにゃっと。

【窪窪・凹凹(くぼくぼ)】
くぼんでいるさま。

くるり
軽く一回転するさま。一巻きするさま。
物事が急に違った方向に変わるさま。
目などが、丸く愛らしいさま。
丸い物の表面がむけたりはげたりするさま。
物をまるめるさまをいう語。
=くるっと

【ぐんなり】
力や気力が抜けたさま。ぐなり。ぐんにゃり。

【ぐんにゃり】
力・勢い・張りの抜けたさま。本来の形がくずれ、曲がったりゆがんだりしたさま。

【けそり】
ひっそりと静かなさま。
すっかりなくなったり消えてしまったりするさま。

【げそり】
急にやせ衰えるさま。げっそり。

【虚仮虚仮(こけこけ)】
いかにもばかげてみえるさま。

【こちん】
硬い物どうしが軽く当たって出す音を表す語。
他人の言動に抵抗を感じるさま。
かたく凝り固まっているさま。

【こんがり】
程よく焼けて、薄茶色になるさま。

【定定と(さださだと)】
はっきりと。たしかに。

【明・清(さや)】
あざやかなさま。はっきりしているさま。
清らかなさま。さっぱりしているさま。
あたりの静けさを破って音がひびくさま。木の葉などがざわめくさま。さらさらと。ざわざわと。

【ざらり】
表面がざらざらしたさま。
なめらかでないものが触れ合って発する音を表す語。ざらざら。
残るところのないさま。残らず。

【ざんぐり】
大まかで風雅な趣のあるさま。茶道具などにいう。

【しっぱ】
しないたわむさま。

【しとど】
勢いの激しいさま。
雨・露などにびっしょりと濡れるさま。
涙などに、ぐっしょりと濡れるさま。

【しのに】
草木がしおれるさま。心がしんみりするさま。
しきりに。しげく。

【しののに】
濡れそぼつさま。しっとりと。びっしょりと。

【繁みみに(しみみに)】
茂く。たわわに。しみに。

【繁みに(しみに)】
茂く。しみみに。

【すっぺらぽん】
すべてのこらず。すっからかん。

【寸寸(すんずん)】
物を細かくいくつにも切るさま。ずたずた。

【ぞろっと】
たくさん並んでいるさま。つらなっているさま。
着物を着流しに着ているさま。

【大大(だいだい)】
いかにも大きいさま。でっぷりと太っているさま。

【ちらりちらり】
「ちらちら」に同じ。

【円円(つぶつぶ)】
肥えふとっているさま。

【でかでか】
ふつりあいなほど大きく、大げさで目立つさま。

【でくでく】
太っているさま。でぶでぶ。ぶくぶく。

【てっかり】
光り輝くさま。てかてか。

【でっかり】
大きくて目立つさま。また、明白なさま。でかでか。どっかり。

【でっくり】
太っているさま。でっぷり。

【にゅっと】
だしぬけに現れ出たり、突き出しているさま。

【濡れ濡れ(ぬれぬれ)】
水に濡れるさま。
濡れたようにつやのあるさま。

【ぱっくり】
「ぱくり」に同じ。

【ひかひか】
光り輝くさま。ぴかぴか。

【ぴかり】
光が一瞬、強くきらめくさま。

【ひょろり】
「ひょろひょろ」に同じ。
抵抗なく抜け出るさま。するり。

【びらしゃら】
女性のあでやかで、なまめかしいさま。

【ひんなり】
ほっそりとしてしなやかなさま。すんなり。

【ぷくっと】
一部分だけふくれるさま。

【福福(ふくぶく)】
富裕でゆったりとしているさま。

【ぷくぷく】
ふくれあがったさま。ふくれるさま。
小さな泡が水中から浮き上がるさまやその音を表す語。

【ぶらん】
ぶら下がっているさま。ぶらり。

【べったり】
ねばりけのあるものがくっついて離れないさま。
一面に、たっぷりとつけたりはったりしてあるさま。
二つのものがきわめて密接であるさま。
人にたよりきったり、まつわりついたりするさま。
すっかり尻をつけて座るさま。

【べっとり】
ねばりけのあるものが一面についているさま。べったり。
すっかり尻をつけて座るさま。

【へろへろ】
見るからに弱いさま。力のないさま。へなへな。多く、人や物をあざけっていう。

【ぽかぽか】
気持ちよい暖かさを感じるさま。ほかほか。
頭などを続けざまにたたくさまやその音を表す語。

【ぼじゃぼじゃ】
女の顔や体の、ふっくらとしていて、かわいらしいさま。ぽちゃぽちゃ。

【ぽっかり】
大きな口をあけるさま。
大きな割れ目や穴があいているさま。
軽く浮かんでいるさま。
あたたかいさま。

【見るから(みるから)】
一見してそのように感じられるさま。ちょっと見るだけで。
見るとそのまま。見るとすぐ。

【見るも(みるも)】
見ただけでわかるほど、程度のはなはだしいさま。見た目にも。

【むさむさ】
むさくるしいさま。
もじゃもじゃしたさま。
無為に過ごすさま。
心が晴れないさま。むさくさ。

【めらめら】
炎が物をなめるようにして燃え広がるさま。

【痩す痩す(やすやす)】
非常にやせながら。

【柔柔(やわやわ)】
いかにもやわらかなさま。
物腰のやわらかなさま。しなやかなさま。

【ゆぶゆぶ】
水気を吸ってふくれ、ぶくぶくしているさま。ぶよぶよ。

【陽に(ように)】
おもて立って。表面では。
⇔陰に